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(スモール)M&Aによる起業を検討されている企業戦士の皆さまへ。
ご高承のこととは存じますが、M&Aは金融投資・マンション投資ほどパターン化されている訳ではありませんし、その後に直面する企業経営~含むPMI(M&A後の統合)は、おそらく多くの個人にとっては、未知の体験の連続となる筈です。たとえ、それがスモールM&Aであっても、です。

もともと人間一人の能力には限りがありますし、物理的にも体力的にも自ずと限界はあります。リーダーの資質として、よく挙げられるのは、「自分の足らざる点を認識し、それを補う為に、専門家を上手く活用すること。それが部下であろうと、外部の人間であろうと」と謂うものです。

M&Aも同じような状況にあります。

あなたのM&Aと、その後のPMI。
その挑戦の成功の為に誰と~特に専門家を想定しています~組みますか?

M&A、一人でやりますか? プロと組みますか?

フツーのM&AとスモールM&Aを問わず、売りと買いを問わず、
M&Aは幾多の過程を経る中で、都度「調査・観察」を絶やさず、適宜「決断」を下し続けていかねばなりません。

貴方が売り側であったとしても、買い側であったとしても、貴方の相手方は通常複数存在し、また、貴方自身のライバル(競合先)も存在している筈です。
その状況下で極力希望する価格に近い価格で、これはと思う先との合意に達するのは一筋縄ではいきません。
一般的に個人投資家は投資に際し、経費を掛けることを極力回避しようとします。
「費用対効果」とよく謂われますが、単に投資物件をゲットする為の経費(取得費用)と、これからビジネスを展開する対象事業の中味を調査・検討する費用(リサーチ費用)とは全く別の性質のカネであることを改めて認識していただければと思います。
単純な投資利回りと企業・事業の収益性とでは、そもそも比較の対象にもなりません。企業の配当は、ある意味では投資利回りに準じるものですが、その配当の源泉は事業による利益です。その利益は必ずしも一定でも保証されたものでもありません。その収益の確実性・蓋然性をリスクの把握・分析も踏まえて検証する作業がデュー・デリジェンス(DD:資産査定)と謂っても過言ではないでしょう。
その作業を経て、想定される企業価値をリスクを極力圧縮した上で算定することがバリューエーション(VAR:価格設定)です。
それぞれ、それなりに複数の手法があり、専門知識も必要です。

そもそも、売り手は自社を高く買って欲しいと願います。
(勿論、自社の価値を正当に評価してもらうべきです)
そして、買い手は少しでも安く買おうとします。
(勿論、買い手は妥当な価格で買い取るべきです)
また、安値と思ったものが高い買い物になったり、高く売れたと思ったら、思わぬ落とし穴があったり…
~そして、その一部は、既にこのブログでも、その一部を失敗事例として紹介しているとおりで、実に様々で多岐に亘っています。
結局、相対立する価格の折り合いをつけるのは、結局、需要と供給、そして合理的なロジックと謂うことになるのでしょう。

そして、なによりも所謂「スモールM&A」にはフツーのM&Aと違った特徴があります。詳細は、本ブログ中の「スモールM&Aとは?」を御覧ください。
当BuSUは、スモールM&Aを得意とし、成功事例・失敗事例(と、謂っても、M&A自体の失敗でなく、その前段階~交渉段階で、「これはリスキーだ」「これは価格的に妥当性がない」等の理由で、敢えて破談を選択することもあります)を絶賛積み重ね中です。
M&AのFAやアドバイザーを検討される時に頭の片隅に入れておいていただけると幸いです。

共にデュー・デリジェンスを

DD(デュー・デリジェンス)とは直訳すれば、「当然行われるべき(Due)注意・努力(Diligence)」です。
買収監査、資産査定などと訳されています。

その種類・分野も様々です。
代表的なものとしては--
・財務DD
・税務DD
・法務DD
・人事DD
・IT DD
・不動産DD
・ビジネスDD
各DDの細かい説明はここでは省略します。勿論、DDは他にも色々あります。
但し、スモールM&Aの場合は、必ずしも全てをやる必要はありません。
この辺りの「目利き」もやはり重要なポイントです。

そして、それぞれのDDには、それぞれの専門家による最適な分析が必要です。

例えば、財務DD--決算書が読めないと話になりません。
ところで、決算書は過去の一時期の数字だと思っていませんか?
だからこそ、実は、貸借対照表からは、将来の金繰り等もある程度の読み取ることが出来るのです。
それが専門家のスキルです。

因みに、一部のマッチングサイトでは決算書を当事者の合意による開示だけでなく、有料で配っている様ですが、流石に、それは…

膨大な時間をかけ、幾多の検証を重ねて、ようやく成約(クロージング)するM&A。
……失敗したくないですよね。
特に、「買い」の成否は、成約(クロージング)で終わるのではなく、ある程度の歳月が経たないと成否判定自体も困難です。
このように微妙でデリケートなM&Aですので、事前の十分な検討が不可欠です。

いずれにせよ、独力で全ての領域についてDDが出来る人材など、この世には存在しません。
餅は餅屋です。
「失敗しないM&A」の為には専門家と組む事をお勧めします。

よくわからない事

山田全自動の「あるある日記」
「山田全自動のあるある日記」より

素敵なイラストですので、ただただご紹介申し上げます。
本来、書きたい記事があって、適当なイラストを探すのですが、今回は逆。

この絵に強引に記事をつけるとすれば;
みなさんも、不確かなまま、進めてしまうと、後で、取り返しのつかなくなること、ありますよね。
疑問や不確かなことは、そのままにせず、きちんと専門家等を通じて納得いくまで究明してから対応しましょう…
てな、感じでしょうか。

▶ 山田全自動のあるある日記